男らしい武骨なデザインのハマー(HUMMER)。

街中で走行している姿を見ると、一目でハマーであることがわかります。

もともとアメリカ軍の高機動多用途装輪車両(=ハンヴィー)の「m998」という車種を一般向けの乗用車として販売したのが「H1」です。

またこの働きかけをしたのは、ターミネーターでお馴染みのアーノルド・シュワルツェネッガー氏と言われています。

そこからハマーブランドとして「H1」をの雰囲気をベースに「H2」「H3」という車種が開発されました。このように軍事車両がベースになっているため、他の車とはとは違うオンリーワンな存在なのです。

悲しいことに、ハマーは2010年に販売終了し、現在では生産されておりません。

今回はそんなハマーの「H1」「H2」「H3」の3車種の値段/価格についてお伝えしたいと思います!

※この記事では中古車価格も参考として記載しておりますが、中古車価格は変動いたしますので、記事の情報と異なる場合がございます。

ハマー H1の価格/値段

新車価格:1837~1984万円

H1 ALPHA オープントップ 4WD:1837万円

H1 ALPHA ワゴン 4WD:1984万円

販売期間:1992年~2006年

H1はやはり軍用車両がべースになっているため、価格もH2やH3と比較すると大きく異なります。

マイナーチェンジがされた2005年のモデルではH1 ALPHA(アルファ)というモデルのみ販売されました。

(ハマーの中では※1992年のモデルはすでに新車の取り扱いが確認できませんでしたので、割愛しております)

H1 ALPHAと通常のH1の違いはエンジンとトランスミッションに違いがあります。

両車の大きな相違点について下図にまとめました。

ハマー H1   ハマー H1 ALPHA
4速AT トランスミッション 5速AT
195hp/3400rpm 最大出力 300hp/3000rpm
59.4kg-m/1800rpm 最大トルク 71.8kg-m/1500rpm
5.7L~6.5L 総排気量 6.6L

このようにエンジンの出力やトルクが向上しています。

エンジンはなんといすゞ自動車が制作したディーゼルエンジンを搭載しています。

次に車体形状の違いである「オープントップ」と「ワゴン」についてお話します。

オープントップは屋根を外した状態で走行できます。戦場で走っているものはほとんどオープントップ仕様のものになっているようです。

そのため軍事車両という点から興味をお持ちの方にはオープントップの仕様を選ぶとよいかもしれません。

ワゴンは屋根を取り外すことはできず、一般的なハードトップのモデルです。

 

中古車価格:455~2250万円(平均価格970万円)

中古車の台数も数が少なく2019年2月時点では20台を下回っています。

なので、あまり選択肢が広いわけではなく、販売場所も日本各地に散らばっているのでなかなか現物を見に行くのも大変そうですね。

ハマー H2の価格/値段

新車価格:774~882万円

タイプG 4WD:882万円

タイプS 4WD:774万円

販売期間:2002年~2010年

H2はH1の雰囲気をベースに作られた車なので、軍用車との関係性はないです。

とはいえ、ハマーとしての独自の世界観はきちんと持ち合わせています。

さらにH1と比較して居住性が向上し、乗り味も改善されています。

そのため、軍用車両としてのマニアからはH1が選ばれましたが、マニア以外の方からはH2の方が選ばれました。

日本では元SMAPの木村拓哉さんもこのH2に乗っていたことは有名な話です。

タイプGとタイプSの違いは定員数の違いです。

タイプGが3列シートがある7人乗り、タイプSが5人乗りとなっています。

これはご自身の家族構成などに応じて選ばれるのが1番良いかと思います。

中古車価格:164~950万円(平均価格380万円)

2019年2月時点で中古車の台数は120台程度あり、H1やH3の台数と比較するとH2が一番流通していることがわかります。

平均価格を見比べてもH1よりも手が出しやすい価格ですね。

ハマー H3の価格/値段

新車価格:449~685万円

H3 449~599.4万円

H3 ALPHA:685万円

販売期間:2006年~2010年

H3はH2を小型化していて、ハマーの中では1番小さめなモデルです。

しかし、小さめといっても侮ってはいけません。

きちんとハマーらしいエクステリアやインテリアデザインに仕上げられています。

H3と比較してエンジン性能が向上したH3 ALPHA。

両車の大きな相違点について下図にまとめました。

ハマー H3

  ハマー H3 ALPHA

4速AT

トランスミッション 4速AT
1649hp/5600rpm 最大出力

295hp/5200rpm

33.5kg・m/4600rpm

最大トルク

 44.2kg・m/4000rpm

3.7L 総排気量

5.3L

H3 ALPHAの評判はとても高く、アメ車らしい走りとハマーの中で1番日本の道路状況に向いている点の両立ができています。

しかし、H3はハマーの中で小型ゆえに、ハマーらしくないと感じる方もいるようです、

中古車価格:115~400万円(平均価格215万円)

2019年2月時点で中古車の台数は70台程度あります。ハマーの中では1番価格が落ち着いています。

ハマーのサイズや燃費について

ハマーの3車種のサイズと燃費の比較を行いたいと思います。

車種

全長 全幅 全高 燃費

H1

4686mm 2197mm 1956mm 2~4km/L

H2

5171mm

2062mm

2012mm

4km/L
H3 4742mm 1897mm 1872mm

6~8km/L

 

意外にも、全長はH1が一番短く、h2が一番長い結果となりました。

とはいえ、日本国内で取り回しで1番重要なのは全幅です。

H1は2197mmほどの全幅があり、H2が2062mmほどです。

0.2m違えば取り回しにかなり違いが出てきます。

そして、1番コンパクトなH3は1897m。

日本国内の住宅街は1800mm以下だと取り扱いがしやすい基準になります。

それよりは上回る数値ではありますが、決して極端に大きい数字ではありません。

高級セダンであるレクサス LS500は1900mmありますが、国内でよく見かけます。

もちろん全幅が全てではないので、一概には言えません。

ただ、運転のしやすさを考えられるのであればH3は候補に入れるといいと思います。

駐車場についてですが、機械式駐車場は諦めましょう。

全幅が1850mm、全高が1550mmの制限のところが多く、ハマーだとどちらも満たす機械式駐車場はないでしょう。

なので、自走式駐車場であれば、全高については2~2.5mが高さ制限のところが多いのでその点についてはなんとかなりそうです。

ただし、これまて全幅が大きいので、2台分の駐車スペースを使用するようになるでしょう。

まとめ

ハマーは燃費なども悪く、取り回しもよくありません。ただ、そのウイークポイントを上回る魅力がある車だと思います。

唯一無二の世界観を持ち合わせていることが何よりの魅力です。

2017年の上海モーターショーにハマーのレプリカが「ハンヴィーCシリーズ」という名称で復活しています。

そのため、今の時代に適応した形でハマーブランドも復活するかもしれません。

男のロマンの塊であるハマー。一度は乗ってみたい車です。